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2018年5月27日JR湖西線 比叡山坂本 界隈を散策する会 に集う

湖西線比叡山坂本駅に集合
療養中のメンバーにも参加していただき

坂本集合2B50

梅雨入り前、少し汗ばむ気温
うす曇りから快晴へ 

「比叡降ろし」に心地よい散策を演出してもらい
約8キロ、16,000歩あまり
爽やかな疲労感・・

比叡山坂本駅→平和堂→西教寺→日吉大社→
旧竹林院→日吉の馬場→坂本駅 へ

坂本 地図

比叡山坂本駅の近く、駒札がこの街を紹介しています
街全体が観光地のようですね

坂本案内の駒札40

 『歷史街道 門前町坂本

  比叡山麓に位置する坂本は
  世界文化遺産に登録された

  比叡山延暦寺と歩みをともにした
  門前町である

  現在も坂本の町には長い歴史を物語る
  延暦寺、西教寺、日吉大社といった
  著名な寺社がある。

  また独特の景観をみせる多くの、里坊
  石の美を感じさせる穴太衆積み石垣

  趣のある家並みなど、歴史の足跡を
  色濃く残している。
 
  いまも豊かな自然と歴史の香りに
  つつまれた坂本に訪れる人が多い』

本日はこの街を散策します

スーパー平和堂で、飲食を購入
ここで、療養中のメンバーと再会を約束してお別れ・・

 ご静養され、お元気な姿でお逢いできることを
 心待ちにしております

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さあ! 西教寺をめざして・・・
ず〜 っと 登り坂です

西教寺街道70

なが~い 長い、登り坂を あがったら
西教寺正門にたどりつき ・・

西教寺門跡35

山門のすぐ左手、三浦綾子の駒札

細川ガラシャ駒札

映画化された「氷点」の作家 三浦綾子さんと
三浦子門さんと結婚された、曽野綾子さんが

ず~ っと 同じひとと、想っていました

2010年7月東京ビックサイト
東京国際ブックフェアで

曽野綾子さんの『読書が「才覚」を創る』講演会で
その誤解に気が付きました

朝早くから並んで、前3列目中央の席
お着物姿を期待したのですが 残念!

たしか70代後半、意外と小柄な方
とても若くて見え、さすがに美人です

憧れの人は、美しく歳を重ねられておられます
田園調布の ザァ~マス おばさまです

当時の貴重なメモをみると
酔狂 (すいきょう) で闊達 (かったつ) な人生を楽しんでもらいたい
「本が人生最大の恩師」 とまとめられました

好奇心から、人と異なる行動をとり
物好きと、ひとから揶揄されても
こころを広く持ち、小さな事にこだわらない

なかなかできるものではないですよね
何かに縛られるのではなく 

自分の信じたままに生きてみる
これもまた「才覚」なのでしょうね

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西教寺参道をゆっくり登っていくと
両側に里坊(延暦寺僧侶の隠居所)が多く並ぶ

西教寺参道1165

この参道にはもみじが多く、紅葉がとても綺麗でしょうね!
参道にある聞証坊(ぶんしょうぼう) 近江国 野洲組 蒲生組
の風格のある門

門証坊50

登りつめる手前を左へ、宗祖大師堂 (しゅうそだいしどう)
大師堂のりっぱな唐門 (からもん)

宗祖大師堂唐門35

里坊 聞証坊(ぶんしょうぼう) の向こうに近江富士 (三上山 みかみやま 432m) が望めます
この風光明媚な場所で、昼食をいただきました

近江富士70

いよいよ西教寺へ 最後の のぼり
りっぱな本堂があり、よく掃除されています

西教寺本堂01

静かな境内

境内230

本堂の奥にある、客殿

西教寺金堂1

推古天皇が西教寺の号を賜れました

推古天皇1c25

西教寺は、聖徳太子が仏法の師である
慧慈(えじ)・慧聰(えそう)のために

開創された寺で、推古天皇の26年(西暦618年)
大窪山の号をたまわり

天智天皇の8年(669年)に西教寺の号を
下賜(かし=天皇など身分の高い人が身分の低い人に物を与えること)されたと
伝えられている

推古天皇25

西教寺から 日吉大社へ「山の辺の道」を歩くと
ちょうど中間あたり、山手側に
たくさんの石仏が所狭しと並んでいます

八講堂地蔵30

日吉大社の近くを流れている大宮川の支流に
架かる橋から帽子を落としたメンバーが

竹を蔦って川まで降りて、取り戻した
●が少ないので、下向きに注意しましょう

大宮川30

「山の辺の道」を南へ・・
日吉大社の東本宮に至る

日吉大社は比叡山の神「大山咋神 (おおやまくいのかみ)」を東本宮に
奈良の三輪山からお迎えした「大己貴神(おおなむちのかみ)」を西本宮にまつる

全国に約3800ある山王系神社の総本宮
東京にもメトロ「溜池山王駅」近くに日枝神社があります

古事記にも記載された古社で
延暦寺の守護神としても信仰を集めました

元亀2年 (1571年) の織田信長の「残虐行為」焼き打ちで焼失しますが
豊臣・徳川の時代に再興されました

日吉神社東本宮28

日本最古の石の橋といわれている重要文化財の大宮橋です
江戸時代前期 寛文9年 (1669年) 花崗岩で作られています

石の橋23

この橋を渡り右手に進むと 昭和2年 (1927年) に開業した
「坂本ケーブル」が比叡山山頂まで運行されています
詳細は【坂本ケーブル】を参照ください

あの愛宕山鉄道の鋼索線が昭和4年 (1929年) に開業したが
先の大戦で軍に接収されてなくなりました

この坂本ケーブルも一時、軍用されましたが
戦後再開され、今に至っています

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大宮橋からすぐ、 「旧竹林院」があります
旧竹林院は、現在大津市の所管で一般公開されています

玄関80

延暦寺の里坊 (僧侶の隠居所) の中で最も高い格式を持つ寺院です
ミシュラングリーンガイドにも掲載されています

院内には主屋の南西に約1000坪 (3,300㎡)
八王子山を借景にした庭園は国指定の名勝庭園

借景25

庭園を眺めながら抹茶をいただけます
地形をたくみに利用しながら滝組と築山を配し

池泉回遊式の庭園に2棟の茶室と四阿(あずまや)があります
静かな四季折々の風情をかもし出しています

縁側に座ると、落ち着いた雰囲気になるのは
心地良いですね!

ことばはいらない
わびさび 日本の美意識・・
静かに醸成されています

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では庭園を歩いてみます

八王子山を借景にした池泉回遊式の庭園です

回泉庭園cd40

こちらが明治30年 (1897年) に改築された母屋です
大津市指定景観重要建造物です

母屋

母屋1階の客間からの庭園風景

母屋1階

母屋2階から

母屋2階25

こちらが四阿 (あずまや) です
四阿は庭園に設けられた休憩所です

四阿40

四阿cd80

いよいよ お茶室です
手前が小間(こま)、奥が広間(ひろま)

茶室2つ70

小さい茶室、小間 (こま) です
大津市指定文化財です

茶室小間90

中でも入母屋造りの茅葺きの茶屋(子間)は
「天の川席」と言われて、2つの出入り口がある
めずらしい構造の茶室になっています

茶室小間 70

2つの出入り口がある茶室は
江戸城を築いた太田道灌 ゆかりの東京 千駄木 (通称道灌山) にある
武者小路千家官休庵 (かんきゅうあん) 東京稽古場の

半床庵 (はんしょうあん) 以外にはないそうです
詳細は【武者小路千家官休庵稽古場】を参照ください

もうひとつの広い茶室 広間 (ひろま) です
もちろん大津市指定文化財です

茶室広間30

二間つづきの広い茶室です

茶室広間65

古くから私達日本人が慣れ親しんできた襖
無地の引手がアクセントとして空間を引き締め

和文化独特の世界観を醸し出しています
今の時代、モノや情報が溢れ複雑化して

日本古来からの襖などから、遠のきつつあります
昔のお金持ちは家内の金属が錆びない様に金に換え

その頂点が家紋の入った「襖の引手」で
シンプルな襖に彩りを添えています

旧竹林院の「襖の引手」、これを『金の華引手(はなひきて)』といいます

華引手40

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帰りは旧竹林院から 「日吉の馬場」へ

日吉馬場の大通りから西方向は
背後に控える比叡山 (848m) の豊富な清水が流れ

透明感溢れるせせらぎや、寺社境内にも引き込まれた清水は
小滝や流水となって琵琶湖へ流れ込みます

日吉馬場上25

日吉馬場の大通りから東方向は見通しが良い高台で
琵琶湖の景色を堪能できます
 
日吉馬場下75

大津市の坂本は石積みの町として
又、比叡山登山口としても有名です

石工集団穴太衆(あのうしゅう)の石積みに
囲まれた里坊や寺社があるこの町は、
日吉大社に神仏習合の歴史を感じる事が出来ます

北側歩道

この界隈は石垣が多く、落ち着いた雰囲気で
ゆっくりと 時間が流れていく感じがあります

ここからJR線の駅まで20分ほど
のんびりと、「街並みぶらり探訪」 いい街です

ゆっくり喫茶を楽しんでから帰路に・・

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プロフィール

OB集いの会

Author:OB集いの会
いつも閲覧いただきありがとうございます
本会のメンバーは時に、全員で。時に、隣の人とふたりで。会話を交わす
素敵な処に集う大人だからか? 話の引き出しも多ければ、
合いの手も心地よく、ちょうど良い塩梅をしっかりと身に付けています  
この会ならではの連帯感があり、みんなでいい場を作ろうという気が感じとれます  
改めて、この空気感が再会できる楽しみとやすらぎ感を与えてくれると確信させてくれます

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